※ 相手は野生の生きものです。その年の天気や時期、運によって、会えることも会えないこともあります。「必ず会える」ものではなく、そのときどきの巡り合わせをお楽しみください。
ハレ・マカワオの初夏を代表するのが、アカショウビンです。夏に日本へ渡ってくる赤い羽の鳥で、姿を見られることはめったにありませんが、森の奥から響く声はよく通ります。
2026年は、6月のあいだから7月の初めごろまでよく鳴いていました。オーナーも姿を見たのは数えるほどで、たいていは声だけの鳥です。毎年この時期になると、「今年はもう来ましたか」と問い合わせの電話が入るほど、楽しみにしている常連の方もいます。姿を追わず、森のどこかで響く声にただ耳をすませる。そんな時間を楽しみに訪れる人もいます。
鳴く時期や時間帯はその年によって前後します。滞在中に聞こえるかどうかは、そのときの巡り合わせ次第です。
初夏の夜には、敷地のまわりでホタルが見られることがあります。近くに池や沢があるためか、蒸し暑く風のない晩によく光るようです。ときには、建物のガラスにとまっていることもあります。
その年によって数の増減はありますが、灯りを落とした森の夜に、ふっと光がまたたくことがあります。ここの夜は静かで暗いため、都会では見えにくい小さな光もよく見えます。夕食のあと、少しだけ外に出て、夜の森に目を慣らしてみてください。
見られる時期や場所はその年の気候によって変わります。夜に歩くときは、足元にご注意ください。
森に暮らす獣たちも、この宿の日常です。朝食の窓の外にキツネが現れたり、昼間にタヌキが姿を見せたり。人の暮らしのすぐそばに、彼らの暮らしがあります。
朝食をとっているお客様が、「キツネがこっちを見てる」と気づくことがあります。すぐに逃げるでもなく、じっとこちらをうかがっている。窓ガラス越しに、しばらく目が合うこともあります。
畑の肥料にまいた米ぬかを目当てに、タヌキの夫婦が姿を見せることがあります。夜行性のイメージがありますが、ここでは昼間からのんびり食べていることも。人の気配に慣れているのか、あわてて逃げることもありません。
相手は野生の生きものです。餌やりや無理に近づくことはご遠慮ください。そっと見守るのが、結局いちばん長く付き合える方法です。
夏の終わりから初秋にかけて、近くの水辺にいろいろな鳥が集まる時期があります。時期が合うと、水辺がにぎやかになることがあります。
この時期、水辺に鳥が集まります。ただ、具体的な場所や種類は、そっとしておきたいのでここには記しません。気になる方は、滞在中にオーナーにお尋ねください。
会えるかどうかは時期と運次第です。見つけても、静かに、遠くから見守っていただけますようお願いします。
生きものだけでなく、実りもこの森の楽しみです。敷地の中で、季節の恵みを少しだけ味わえます。
敷地には、毎年たくさん実をつけるブルーベリーがあります。時期が合えば、お帰りの前に摘んでいただくこともあります。オーナーがジャムにすることもあり、収穫したてをその場で味わえます。
敷地には栗の木が4本あり、10月ごろが拾いどきです。庭の中で、のんびりと栗拾いを楽しめます。紅葉や温泉めぐりにもちょうどよい季節です。
アカショウビンの声も、ホタルの光も、キツネと目が合う朝も、そのときの天気と巡り合わせ次第です。だからこそ、慌ただしい一泊よりも、連泊でゆっくり過ごすほうが、出会える機会は増えます。朝は鳥の声で目を覚まし、昼は敷地を散歩し、夜は静かな暗闇に目を慣らす。急がない時間のなかで、ふとした出会いを待ってみてください。
森の時間を、ゆっくりと。
ハレ・マカワオは大山の一棟貸し別荘、1日1組限定です。