松江城・小泉八雲ゆかりの松江観光 ― 大山から日帰りで行く城下町
国宝天守と朝ドラ「ばけばけ」の舞台|ハレ・マカワオから車約1時間

松江城の天守と着物姿の観光客

更新日: 2026年6月 | カテゴリ: 観光ガイド

鳥取県大山町の一棟貸し別荘ハレ・マカワオから車で約1時間(山陰道経由・目安)、島根県松江市には国宝の現存天守「松江城」がある。2025年度後期の朝ドラ「ばけばけ」の舞台として今まさに注目を集めるこの城下町は、堀川をめぐる遊覧船、明治の文豪・小泉八雲ゆかりの旧居、武家屋敷が連なる塩見縄手など、半日でも全力で楽しめる見どころが凝縮している。大山での一泊を生かして、日帰り松江観光をぜひ組み合わせてほしい。

松江城 ― 国宝の現存天守

松江城は、全国に現存する12天守のうち国宝に指定された5城の一つ。堀川に囲まれた城郭の中心に天守がそびえ、江戸時代の姿をそのまま伝える貴重な木造建築として高い評価を受けている。天守内部を見学することができ、最上階からは宍道湖や城下町を一望できる。晴れた日には、遠く大山(だいせん)の姿も望める——かつての城主たちも、この天守から大山を眺めていたのかもしれない。そしてハレ・マカワオが建つのも、その大山の麓である。

城内をゆったり歩くなら午前中がおすすめ。見学後に城の北側へ向かうと、堀川沿いの塩見縄手通りへとつながる。

松江城 基本情報

堀川めぐり

松江城を囲む堀川を小舟でめぐる遊覧船「堀川めぐり」は、松江観光の定番中の定番。屋根が低い橋をくぐる際に屋根が下がる仕掛けが名物で、乗客みんなで頭を下げる瞬間は楽しい体験だ。船頭さんの案内を聞きながら約50分かけて堀を一周する。松江城を水面から眺める視点は、地上からとはまた異なる趣がある。乗船券・時刻表の詳細は最新の公式情報をご確認ください。

朝ドラ「ばけばけ」と小泉八雲 ― 今なぜ松江が熱いのか

2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(2025年9月29日〜2026年3月27日放送、全125回)は、小泉セツと、夫で文豪の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにした物語。ヒロインの松野トキ(セツのモデル)を髙石あかりが、夫ヘブン役をトミー・バストウが演じ、明治の松江を舞台に繰り広げられる物語が話題を呼んだ。

小泉八雲は明治時代に来日し、松江で英語教師を務めながら日本の怪談・風俗を世界に伝えた文豪。代表作「知られぬ日本の面影」には松江の自然と人々への愛情が溢れている。ドラマをきっかけに、ゆかりの地として松江を訪れたいと考える人も増えそうで、観光地としての注目度も高まっている。

塩見縄手・小泉八雲旧居と記念館

松江城北側の堀沿いに続く塩見縄手(しおみなわて)は、江戸時代の武家屋敷が今も残る城下町の風情ある通り。松並木と石畳の景観が美しく、散策するだけで気持ちがゆったりとする。

通りの西端に小泉八雲旧居小泉八雲記念館が隣接して建つ。旧居は八雲が松江に滞在した際に実際に暮らした武家屋敷で、八雲が愛した日本庭園がほぼ当時のまま保存されている。隣の記念館では、自筆原稿や遺愛品など八雲の生涯にまつわる資料を展示。「知られぬ日本の面影」をはじめとする著作への理解が深まる内容だ。

旧居・記念館の開館時間・入場料は最新情報をご確認ください。

塩見縄手で出雲そばを食べる ― 八雲庵

塩見縄手を歩いたら、通り沿いにある出雲そば処八雲庵(やくもあん)に立ち寄りたい。元・松江藩武家「大石源内」の屋敷を改装した店で、日本庭園を眺めながらそばをいただける趣のある空間。名物は割子そば鴨南蛮

割子そばは出雲地方の伝統的なそばの食べ方で、丸い漆器の重ね椀に盛られた冷たいそばにだしをかけて食べる。薬味は好みで調整できる。松江・出雲そばの文化を体験するには最適の一店。営業時間・定休日は最新の公式情報でご確認ください。

モデルコース ― 松江日帰り観光プラン

ハレ・マカワオから朝8時に出発すれば、松江の主要スポットをゆとりをもってめぐり、夕方には宿に戻ることができる。

朝 8:00〜
ハレ・マカワオを出発
大山町から山陰道経由で松江市街へ。車で約1時間(目安)。渋滞の少ない朝のうちに移動し、松江城周辺の駐車場へ。
9:00〜10:30 目安
松江城を見学
開城直後の時間帯は比較的すいている。天守最上階からの眺望を楽しみ、城郭内を散策する。
10:30〜11:30 目安
堀川めぐりに乗船
約50分の遊覧で松江城と堀川沿いの街並みを水上から堪能。屋根が下がる橋をくぐる体験は子どもにも大人にも人気。
12:00〜13:30 目安
塩見縄手へ ― 八雲庵でランチ
堀川めぐりの乗船場から塩見縄手は徒歩圏内。八雲庵で割子そばをいただきながら、日本庭園の緑を眺めてゆっくり過ごす。
13:30〜15:00 目安
小泉八雲旧居・記念館を見学
ランチ後に徒歩すぐの旧居と記念館を見学。「ばけばけ」を見ていたなら、ドラマの場面と重ね合わせながら展示を楽しめる。
15:30〜
ハレ・マカワオへ帰還
松江市街を出発し、約1時間(目安)でハレ・マカワオへ。夕方の大山の景色を眺めながら宿でゆっくり過ごす。

※ 上記の時刻はすべて目安です。施設の開館時間・混雑状況によって前後します。

アクセス ― ハレ・マカワオから松江へ

松江市内の観光には、松江城・塩見縄手・宍道湖などを結ぶ路線バス「ぐるっと松江レイクライン」が便利。1日乗車券も販売されている(料金は最新情報を確認)。

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